今回の選挙で訴えたい2つの重点メッセージ
東京21区から、新党憲法9条という政治団体を立ち上げて、その代表として出馬することにしました。
なぜ、私が東京21区から小選挙区へ出馬するか。これについて申し上げます。
ひと言で言えばですね、2つあるんです。
そして、私がこの新党憲法9条で何を公約に掲げてですね、有権者のみなさんに訴えるか。それは、お手元のチラシですべて書いてあります。9つの公約、憲法9条にちなんで9つにしたんですけれども、その公約とその説明が書いてあります。
しかし、私がここで申し上げたいのはですね、そして、おそらく私が選挙期間中に叫ぶことは、次の2点に尽きるんですね。
で、その2点がこの公約を集約したものになっているというわけです。
既存の政党・政治家は国民を守ってくれない
で、1つはですね。私は既存の政党政治家ではですね、もはや国民の生活を守れることはできないと。国民のニーズを満たすことはできないと。
ですから、まったく新しい政治をですね、これから国民と共に作っていきたいというのが1つの大きな理由なんです。
これについて背景を申し上げますと、アラブの春から始まってですね、そしてヨーロッパ、あるいはトランプの誕生。この一連の動きはですね、私は、大きな歴史の中の世界的な動きだと。
つまり、それはどういうことかっていうと、自分たちの思いを託した政治家がですね、結局何もしてくれない。彼らが政治家の特権を使ってですね、あるいは難しい議論をして、いろんなことを言うけれども、結局自分たちの暮らしには何も役立たないと。
これに対する怒りの結果だと思うんですね。
私は、そのような世界的な政治の流れが日本に来ないはずはないし、来なくてはいけない。まあ、そういう思いで、私は訴えたいと思うんです。
具体的にはですね、私はもしこの政党ができてですね、仮に私が当選すればですね、私は、政治家の特権、つまり1億円とも言われているですね、税金からの給与であり、あるいはさまざまな経費であり、それらを、すべてとは言いませんけれども、自分の報酬として1千万ぐらいは手にしますけれども、すべて、その他の残りはすべて国民に還元すると。
実際問題として、そんなことは普通の政治家は認めませんから、できませんけれども。しかし私は、普通の政治家と同じような収入を手にしてですね、みずからそのお金を国民の活動のために使っていくと。これは実践したいというのが、1つの大きな公約なんです。
憲法9条を日本の国是にする
2つ目にですね、じゃあなぜ憲法9条かと。これが、じつは私が今回出馬した非常に大きな理由なんですけれども。
アラブの春も、そしてヨーロッパもアメリカもですね、破壊はすると。既成秩序を否定してですね、それまでの権力を否定するけれども、その後にですね、新しい権力作れない。作ろうとしても、まとまらない。それはなぜかと。
それは、破壊した後のですね、ビジョンであり哲学であり、政治システムがないからなんですね。
私は、まさにこの憲法9条っていうものがですね、単に安全保障政策、あるいは平和かどうかっていうことをはるかに超えてですね、日本の国民の共通の指針と、哲学だという思いを持ってまして、それを新しい政治システムの土台にしていくと。つまり、日本の国是にするということを、私は訴えたいと思うんです。
納税者に主権を渡す
それで、さらにそれから敷衍していきますとですね、まず第1点の、既存の政党・政治家を新しい政党・政治家にしていくと。つまりこれ、言い換えればですね、いろんな言葉で言い換えられますけど、私はひとつの非常に大きなアピールできる点っていうのは、納税者に主権を渡すと。つまり、納税者こそが主権者だと。言い換えれば、新党納税者党でもいいんですけれども。
まあ、かつて野坂昭如という人が税金党か何か作った。まあ、私は同じような考えだと思うんですけれども。政治の原点はですね、国民から預かった税金をですね、いかに公正に、有効に使うかなんですね。
だけど残念ながら、今の政治システムだとですね、大蔵官僚が時の政権政党と話し合って、その政権政党に都合のいいような形で使っていくと。あるいはもっと言えばですね、野党でさえですね、政治交渉によってその税金を使うと。国民に戻らないわけですよ。
そうじゃなくて、予算編成システムそのものをですね、もう国民に公開して、国民の力で決めていくと。それはもちろん今のシステムでは難しいんですけれども、そして具体的にどういうシステムを作ればいいかってのは、もちろん議論がありますけれども。しかし、やはりその決め手はですね、情報公開であり、そして何らかの形で国民がですね、あるいはそれ、世論っていう形でもいいし、あるいは選挙でもいいんですけれども。もっと効果的にですね、予算編成に影響力を及ぼしていくということだと思うんですね。
そして、先程も申し上げましたように、何もこれは自民党政権、政権政党の政治家に限らずですね、野党の政治家でも特権階級なんです。
そして、その特権階級はですね、まあ日本が高度成長で右肩上がりのときはまだ許された。だけど、失われて20年。国民生活が疲弊していきですね、そしてその国民生活の限られたパイを奪い合うためにですね、格差がどんどん進んでいくと。そして、1億総中流と言われた時代がいつの間にかなくなってですね、もうほとんどが貧困層に移ると。
こういう中にあってですね、政治家だけがこれだけの報酬とですね、この程度の仕事でですね、安穏としていられる時代はもう終わったと。
私は何としてでも、これを訴えたいと思うわけです。
戦後70年の日本の政治の大転換期が来ている
2つ目にですね、さっき申し上げた憲法9条なんですけれども。実はこれ、非常に大きなテーマでですね。私は戦後70年の日本の政治の大転換期が、今度の選挙で来てる。そして今度の選挙だけじゃなくて、今度の選挙を終わった後の政局がですね、さらに混乱していくと。
難しいことは申し上げませんけれども、戦後日本ができた70年前はですね、日本はアメリカに敗れ、具体的には連合国に敗れてですね。そして、いかに国際社会に復帰するかっていう時点でですね、象徴天皇制、憲法1章ですね。そして、戦争放棄の憲法9条。そして、ポツダム宣言を受け入れて、講和条約を結んだときに、同じ日に結んだ日米安保条約。
この3つがですね、三位一体として日本の戦後が出発したわけです。これはもう、誰も否定しようがない事実なんですね。
ところが、よくその歴史的事実を見るとですね、この3つは矛盾してるんです。特に、憲法9条と日米同盟は完全に矛盾してる。
我々国民はですね、そのことを十分に説明されることなくですね、今日まで受け入れてきた。政治の矛盾は、すべてここから始まってるわけです。
政権を獲った民主党がですね、政権を下りた。で、野党になった。そんな野党になった民主党がですね、あるいは政権を獲った民主党が、何が一番ジレンマだったかと。それは、まさに社会党のようなですね、社会主義の考え方の政治家と、そうでない考え方の政治家が一緒になって、数で政権を獲った。
ですから、安保法にしてもですね、あるいは辺野古にしても、あるいは共謀罪にしても。ことごとくですね、日米関係に関わるものはですね、矛盾を抱えたまま来たわけですね。
そして、この小池さんがですね、ものの見事に新しい民主党を受け入れるかどうかの時に、外交・安保、改憲を踏み絵にしたわけです。
私は、これある意味でですね、小池さんの大失敗であるけれども、長い日本の戦後の政治を考えたときは、極めて重要な問題、テーマを投げつけてくれたと。
もうこれによってですね、嫌でもこれから日本の政治は、日米同盟を是とするのか。あるいは日本をアメリカが離れてですね、中国や韓国、アジアと共生していくのかという、最大の外交、安全テーマに、国民は直面せざるをえないわけです。もう、ごまかしはできない。
で、私はこの選挙の後にですね、必ず起こってくることは、小池希望の党と、自民党の連立、あるいは再編成。もうはっきりとですね、小池さんは希望の党っていうのは日米同盟優先、自民党と同じ外交安全政策を宣言しました。
ですから、小池さんは安倍は駄目だと。徹底的にそれを言ってます。で、安倍が駄目だっていうところで、国民は期待をしたわけです。
だけども、もしあのとき小池さんがですね、この安全保障政策をひと言も触れずに全部民主党を受け入れればですね、一大対抗勢力ができて、おそらく勝ってたでしょう。小池新党による政権起こったかもしれない。
だけど、残念ながらあそこまではっきりと問題提起をした以上ですね、勝っても負けても、自民党をしのぐことはできないし、そこで安倍さん無き後の自民党のリーダーとですね、小池さんとの間でどういう形の連携ができるのかって、こういう話になるわけです。
だけどそれは、巨大な改憲勢力になるわけです。
そして、その護憲勢力っていうのはですね、歴史的に左翼イデオロギーの専売特許だったわけです。特に、共産党がもう徹底してですね、純粋に護憲政党であり続けた。私はそれを非常に評価してます。私は、誰よりも護憲ですから。その点では、共産党の外交安全保障政策、憲法観は、私とまったく同じと言っていい。
だけども残念ながら、共産党がそれ言うかぎりですね、国民はついてこないんです。
私がいくら国民に説明してもですね、あんたは共産党だろうと、こういう目で見られるわけです。私は、共産党が本当に護憲であれば、もう名前を変えてですね、国民政党になるべきだと。私の周りの人は、みんなそう言うんですね。で、私はそれを何度も共産党の人たちにも伝えてきましたけれども、そこのところは絶対に譲れないと。どういう理由か私には分かりませんけど、譲れない。
ですから、共産党はいいんですよ。共産党はそれで。だけども、共産党だけが言ってると国民がついてこない。
だから私は、政治に関心のない、あるいはイデオロギーに関心のない、一般国民がですね、日米同盟でいいのかと。いや、やっぱり日本はもうちょっと主権を取り戻さなくちゃいけないじゃないかと。あるいは、日本はもっと別の外交があるんじゃないかと。この議論をしなくちゃいかんと思うんですよ。
ところが残念ながら、この安全保障政策の議論、あるいは憲法の議論になるとですね、途端にイデオロギー論争になる。みんな、もうできなくなっちゃう。
で、私は戦後70年経ってですね、アメリカがここまでおかしくなったと。トランプが出てきてですね、北朝鮮と戦争をしようとしているような時こそですね、私は国民的な議論をしなくちゃいかん。それは、何も9条を守るとか守らないとか、そういう抽象論じゃなくてですね、どうやって日本を守るのか、どうやって国民の生活を守るのかと。そのために今のトランプと一緒になってですね、ミサイル防衛で北朝鮮をやっつけていいのかと。
あるいは、もう話し合いだと。何があっても話し合いだと。はっきりと議論をしてですね、私は日本のこれからの行く末をですね、国民が決めると。そういうことに持っていきたい。私は、そのことをですね、選挙の間で訴えたいと。
で、私はもうひとつ強いて言えばですね、今度の選挙は、はっきり言って始まりだと思ってるんですね。
ですから、私は今度の選挙でおそらく負けるでしょう。このままだと負けます。まあウルトラCはですね、共産党と立憲民主党がですね、今の社会党の統一候補を下ろしてですね、私を統一候補にさせると。この時に初めて革命が起こると思ってますけれども、おそらくそうはならないでしょう。
したがって、私と社民党の候補がですね、同じようなこと言って、戦って、小池新党の長島さんが勝つかもしれない。まあ、私は最後までベストを尽くしますけれども。だけども、まだ4日あります。私はもう、共産党の穀田さんにもですね、今のような立憲民主党になる前の、民進党の時の選対本部長の長妻さんに対してもですね、我々のスタッフを通じて申し込んでるわけですけど、梨のつぶてですね。
天木が新党憲法9条を作ってですね、護憲勢力をひとつにして戦うっていうことを提案しても、梨のつぶてなんです。
つまり、駄目なら駄目って言ってくれればいいんですよ。何の連絡もありません。私はあえて言いません。それ以上聞きません。だけども、本来ならばですね、この21区は長島相手に統一候補を出すべきだと。そして小池さんがですね、あそこまで外交安保を自民党と同じようなことを言って、踏み絵までしたと。そして、長島さんは、小池さんの外交・安全保障政策の右腕ですよ。ですから、まさに一騎打ちにふさわしい場所にもかかわらずですね、社民党の候補と新党憲法9条の天木がですね、このまま戦うっていうのは、これほど悲しいことはないし、馬鹿げたことはない。
私はいくらでも話し合うつもりはありますけど、しかしもうおそらく時間切れですから、今回仕方ないかもしれません。
しかし、私はこの後、必ずですね、2年後に参議院選挙があるし、そして、私はおそらくですね、同日選挙。あるいはひょっとしたらですね、今度の選挙の後にしばらくしてですね、大きな問題が起こって、内閣総辞職になって、もう1回総選挙のあることさえ私は想定してるんですけども。
いづれにしても、遅くとも2年後の参議院選挙には、かならず同日選挙がありますから、その時までにですね、もう今回結論出なかった本当の意味での2大政党。
つまり、日米同盟を最優先してですね、防衛力を高めて、自衛隊をアメリカの軍隊にして、あらゆる指揮命令権をアメリカに奪われてですね、それで日本を守っていく国になるのか。
あるいはそうじゃなくてですね、ここで根本的に考え方を変えてですね。何も、日米同盟を破棄しようと、急に言うつもりはありませんけれども。せめてですね、かつて言われた基地なき、駐留なき日米同盟。つまり、アメリカの軍隊なり基地をですね、日本からどんどん減らしていくと。日本を守る主導権は、日本が持つと。持ったうえで、アメリカと対等な形で同盟を組んでいくと。
いくらでもやり方があると思うんですけれども。今のようにですね、この間の安倍さんが言ってましたように、100%アメリカと共にあると。こんなことを言ってるわけですよ。ありえないことですよね。外交の放棄ですよ、これは。
ですから、私は今度の選挙はですね、今申し上げた2つの意味で、この東京21区をですね、全国が最も注目する選挙区にしてみたいと。そしてもっと言えばですね、私はそれを世界に発信していきたいと。
トランプさんが11月4日に来ますよね。これは、おそらく安倍さんが選挙に勝って、あるいは負けても、多少負けても政権を続けてですね。そして、安倍さんのパフォーマンス、日米同盟のパフォーマンスに終わると思ってるんですけども、実はそうじゃなくてですね、この時こそですね、日本は、日本が平和外交を訴えるべきだと。
トランプさんっていう人はですね、ああいう人ですから、自分がそう思ったら何でもやりますから。ひょっとしたら、気が変わるかもしれない。広島に連れて行ってですね、こんな悲惨なことを俺たちがやったのかと。
あるいはその前に、イバンカさんが来ると言われてますから、イバンカさんを連れて行ってですね。そして、あのシリア攻撃。アサドがした時に怒って、それをトランプさんに進言して、トランプがいきなりアサドを攻撃したと。まあ私は攻撃するっていうことを勧めてるわけじゃありませんけれども、そこまでの影響力があるイバンカさんがですね、やっぱり広島に来てですね、そしてトランプ大統領に進言すると。私はそういうことをですね、仕掛けていってもいいと思うんですよ。国民が。あるいは被爆者が。
まあちょっと長くなりましたけど、まとめて言いますとですね、2つ大きなテーマがあって、私は今度の選挙はですね、戦後70年の日本の政治を根本的に変える選挙にしていかなくちゃいけない。
今回の選挙、1回ではとても変わりませんけど、そのきっかけにすると。今度の選挙の結果でですね、2年後の選挙までの間にですね、国民が大きな選択をするような形で、政治を持っていきたい。
そしてその1つのテーマがですね、日本を日米同盟をどんどん強化していって守るのか。あるいはアジア、何もアジアだけに偏る必要ありませんけれども。今のようにアメリカ一辺倒、つまり小泉さんに言わせればですね、アメリカ1ヶ国との関係さえ良ければですね、他のすべての国との関係悪くなっても大丈夫だけれども、逆に他のすべての国との関係良くなっても、アメリカとの関係さえ駄目になったら日本は終わりだと。こんなことをですね、小泉さんは10年ほど前に国会ではっきり言ってるんですよ。
そんな馬鹿な議論がですね、そのまま通用して今日に来て、そして安倍首相に至っては100%アメリカにあると。
私は学生の時も、外交史、あるいは法律、憲法も勉強しましたし、外交官35年やりましたけど、こんな外交見たことない。
我々の大先輩のですね、今、私の同期のお父さんが局長やってた時の吉田茂とともに、日米同盟条約の交渉をした時はですね。少なくとも日本は対等であるべきだと。負けたけれどもですね、五分五分の精神で臨んだわけですね。
最終的には譲歩させられたけれども、まだ昔の外交官はそこまでの気概があった。政治家もあった。
だけど、その子供たちの世代はですね、まるでそういった努力を放棄してですね、ただアメリカとの関係さえ良ければすべていいと。アメリカに迎合してですね、忖度してですね、すべてが決められていくと。
私はここに来る前にですね、ある財界の大物と話してきてですね、実は私はこういう形で立候補を記者会見してきますと。で、彼はですね、それは必要なことだと。おそらく相手にされないだろうけれども、必ず自分が後に続くと。彼はそう言ったんですね。
で、私は、いや待ってくださいと。とりあえず私が口火を切りますと。必ず、これからの2年間の間にですね、そういう人が出てくると。まあそう言ってきたんですけども。
私は今度の選挙でですね、そのことを訴えて、21区の有権者にですね、覚悟を迫ろうと思ってるんですね。
それはそのまま、全国の国民に対する覚悟でもある。そしてもっと言えば、沖縄に対する覚悟なんですね。
このままいけばですね、辺野古なんてのはもう作られますよ。防げない。辺野古が作られるとですね、初めて日本国政府が自らの意志で、自らの予算で、アメリカの強大な基地を作るわけですよ。日本の国土の中に。こんなことをやってしまったらですね、もう日米同盟がやめられるはずがないでしょう。
ですから私は、まあ単なる政権交代とかですね、あるいは野党共闘だとか、あるいは安倍政権を倒すとか、そんな次元の話じゃなくてですね。私は、戦後70年の日本の政治の総決算と。
あの時に、全面講和か部分講和かっていう大論争があってですね。それを引きずって安保闘争、60年あった。それが数十年経って、完全に風化してですね。もはや日米同盟は当たり前のようになって、それに異を唱える者はみんな抹殺されていくと、排除されていくと、そういう世の中になってですね。
まあ私は当時の全共闘の連中、私は一切学生運動加わりませんでしたけども。加わった仲間たちが、今何を考えてるかと。彼ら、ルサンチマンでですね、何かやりたいって気持ちは分かるんだけど、だったら今立ち上がるべきじゃないかと。
やがて我々は、あと10年で死んでいく。もう、今はまだ戦争体験のある90歳ぐらいの人は存命されてますけども、やがて10年したら完全にいなくなる。我々もいなくなる。
そうするともう、おそらくですね、日本の安全保障議論はですね、まったく別の次元になってしまう。
その為にもですね、これが最後の選挙じゃないかということで。まあ、私は大げさに言えばですね、それを訴えるために、今度の選挙で21区から立候補させていただくことにしたわけです。
長々となりましたけど、ひと言で言うとですね、そういうことで。
今度の選挙ってのは普通の選挙ではないんだと。全国いろんなところでですね、いろんなテーマでニュースになる選挙が行われると思いますけれども、しかし本当に重要なテーマはこの21区に集中されるんだということを申し上げたいことと、そしてこれは始まりなんだと。今度の選挙はですね、どんな結果であれですね、すぐにまた新しい動きが出てくるんです。で、その時にですね、今までのように共産党とリベラルの連携か、自民党か、あるいは自民党を倒して新しい政権、こんなんじゃないんですよ。
いくら政権交代してもですね、この大きな問題、つまり安全保障政策の問題で白黒つけなければですね、いつまで経っても今までのような政局が繰り返されるわけです。
で、私はそうあってはならないと。その絶好の機会を作ってくれたのが、小池さんなんですね。
だから我々は、あの小池さんのですね、あの歴史的な踏み絵をですね、単に小池批判に使ったり喜んだりですね、あるいは政権交代のために使ったりと、そういうことじゃなくてですね。戦後の日本の政治の、総決算をする歴史的な踏み絵だと。
で、その踏み絵は何も民進党に突きつけられてるんじゃなくて、共産党にも突きつけられてるし、自民党にも突きつけられてるし、我々国民にも突きつけられてるんですよ。これをごまかしてきたんですよ、今まで。
私が今日申し上げたことはですね、みんな心で思ってることなんですよ。で、誰も口にしない。私は、裸の王様はあなただと。それを訴える選挙にしたいと。
まあ、いろんなキャッチフレーズが出てきましたけど、納税者革命だと、あるいは市民革命だと、日本初めての民衆革命だと。まあ、いろんな表現ありますけれども。私はこれは、我々に突きつけられた踏み絵選挙だということも言えると思うんですね。
以上が、私が出馬する思いを述べさせていただきました。
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