怒りのあとは笑いだ。
そうでもしないかぎり心のバランスが取れない。
その格好の記事を見つけた。
それはきょう9月6日の産経新聞の「北朝鮮危機 安倍晋三の選択」という提灯記事だ。
その記事は安倍首相がトランプやプーチンと電話会談しまくって北朝鮮の抑止に大活躍しているという記事だ。
私が思わず吹き出したのは、安倍・トランプ会談について言及した部分だ。
トランプ大統領はさまざまな問題について、安倍首相に確かめるように尋ね、相談してくるという。
それに対し、安倍首相はまるでトランプ大統領に教えるように自信ありげに答えるという。
たとえばこうだ。
トランプ氏「これはどうか。こうだと思わないか」
安倍首相 「その通り、これこれこういうことだ」
トランプ氏「やっぱりそうか・・・」
これには笑ってしまった。
首脳会談の内容は極秘だから、あれ、これという言葉で隠すしかない。
しかし、その内容を知る必要はまったくない。
外交音痴のトランプ氏が聞いてくるような話は聞く価値はない。
そして、外交無知の安倍首相が答える内容など聞くまでもなく空疎だ。
安倍首相の電話会談を聞いていた外務省幹部がこう語っているという。
「両首脳(トランプとプーチン)と対等に電話できる首相ははじめてだ」と。
このゴマすりには声を出して吹き出した。
それにしても、こんな二人が、こんな電話会談で北朝鮮有事に対応しようとしているのだ。
北朝鮮問題の本当の危機は、安倍・トランプの二人が、根拠なくはしゃぎ過ぎていることである(了)
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