安倍首相の10月解散・総選挙説を唱える者がまたひとり現れた。
きょう発売の週刊プレーボーイで元松岡利勝農水大臣秘書官だった池田和隆氏が書いている。
この秋、安倍政権は解散・総選挙に出るしかない状況に追い込まれたと。
そこに書かれていることは、要旨つぎのとおりだ。
すなわち8月27日に行われた茨城知事選の結果が安倍首相に10月解散・総選挙を迫ることになると。
多選批判の橋本現知事に勝つのは当たり前だったのに、安倍政権は応援に戦力投球するパフォーマンスをした。
ところが勝つには勝ったが僅差だった。
あらためて安倍批判票が多いことを安倍首相は知ったに違いない。
ところが安倍批判にもかかわず共産党票も伸びなかった。
つまり、安倍批判は共産党にではなく保守系野党に流れる傾向にある事を安倍首相は知った。
ならば前原民進党や小池新党のような保守系新党が動き出さないうちに選挙をした方が有利だ。
だからこの秋、安倍首相は解散。総選挙に打って出るしかない、と。
この見立てこそ私が書いて来たことだ。
しかし、そうはいっても、議席を減らす事はわかりきっているわけだから、安倍首相も巣簡単には決断できないで迷っているに違いない。
そんな時に、ついに北朝鮮が核実験に踏み切った。
いつ北朝鮮有事が起きてもおかしくない。
いますぐ有事が起きなくても、これからは毎日、北朝鮮有事の事ばかりが報道される。
そんな中で解散・総選挙に打ってでれば、国民は不安のまま安倍政権を選択するしかない。
まさしく有事は現政権に有利なのである。
降って湧いた北朝鮮の核実験が安倍首相の背中を押す事になる。
10月22日の解散・総選挙の可能性はさらに高まったと思う(了)
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