きょうの読売新聞に、大げさに言えば、これからの日本の政治を左右すると言ってもいいぐらいの、極めて重要なスクープ記事を見つけた。
それは、若狭勝衆院議員が、みずから設立した政治塾の希望者に向けて、憲法や外交・安保政策、歴史認識など、50問の選抜テストを行っている、という記事だ。
私が注目したのは、50の質問の中で、憲法9条に関わる設問が最も多く、9条改正などの必要性について繰り返しチェックし、自民党の憲法改正案や安倍首相の主張も取り上げていると書かれているところだ。
それだけではない。
閣僚による靖国参拝や、慰安婦問題に関する日韓合意について賛否を確認していると書かれているところだ。
読売新聞はこれを次のように解釈して書いている。
「・・・保守的な政治思想の持ち主で、改憲に前向きな人物を集めようとしているとみられる。若狭氏は『保守対リベラル』などの路線対立が続く民進党について、『党がバラバラなのは、結党時点で考え方が絞り込まれていなかったからだ』として、『反面教師』にしたことを周囲に明かしている・・・」
民進党を反面教師にしたところはその通りである。
しかし、改憲に前向きな人物を集めようとしていると書いている読売は、根本的に若狭氏を読み誤っている。
若狭氏は、まさしく新党憲法9条が唱えている、「保守による反安倍政治の実現」を目指しているのだ。
問題は、野田数という、若狭勝氏と真逆の人物をいまでも重用する小池百合子が、最終的にどう判断するかだ。
私は、小池百合子が、「国政はすべて若狭氏に任せる」と述べた言葉に注目している。
最後まで若狭氏に新党づくりを委ね、それを小池新党として国政に進出する覚悟が小池百合子にあるのなら、小池新党は成功し、政権を取れるだろう。
その新党と新党憲法9条は共闘できる。
若狭氏には、新党憲法9条と共闘できる国民政党を目指して欲しいと、エールを送りたい(了)
若狭議員はまだ青い政治家です。だからこそ変な色が着かないうちに天木先生と一席設けて会談されて見極めて見てはどうですか。
常在戦場、いつ解散があるかわかりません。
コメントありがとうございました。公には出来ないのですが私の考えは面談して伝えてあります。あとは小池さんの判断だけです。