きょう発売の週刊朝日が、私が書き続けて来た二つのテーマについて書いていた。
ひとつは、北朝鮮の危機が迫っている中でよくも安倍首相は外遊できるものだという記事だ。
おそらく政府はこのタイミングで北朝鮮の有事はないということを知っているのだろう。そうでなければのんびり外遊など出来ないと書いている。
しかし、それ以上の事は何も書かれていない。
もうひとつは18日夜の安倍・小池・小泉「津やま」会食で何が話し合われたかについて書いた記事だ。
二階自民党幹事長と小池百合子都知事が指切りげんまんした夜だったと書いている。
つまり都議会選後は仲良くやりましょうということだろうと書いている。
これもまた何の根拠もない推測記事だ。
こんなことは誰でも書ける。
私の書く作文と同じだ。
いち早く書いた私のほうが立派に見える。
いやしくもメディアであれば、そして、いかなる情報源にも接する特権を持ち、それを本業にしている時間と予算と権力を持つジャーナリストであるからには、真実に迫る検証記事を書くのが仕事のはずなのに、鉛筆を舐めて書いているのである。
メディアがこうだから、国民は何もわからないまま、権力者が好き放題する世の中になってしまったのだ。
しかし、週刊朝日はまだ記事を書くだけましだ。
安倍外遊の事も、赤坂密議の事も、大手新聞は一切書こうとしない。
この国のメディアは完全に安倍一強の手助けをしているということだ。
恥ずべきだと思う(了)
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