トランプ大統領の姪のメアリー・トランプ氏の暴露本がついに14日出版された。
ボルトンのような政府内部の暴露本と違って外交的なことが書かれていないゴシップ本だから日本のメディアもあまり取り上げないが、それでも、きょう7月15日の産経新聞の記事を見る限り、ボルトンの暴露本よりはるかに面白そうだ。
姪といってもトランプ大統領の実兄フレッド・トランプ・ジュニアの娘だから、文字通りの身内だ。
その直近の身内が、「トランプ大統領が再選されればアメリカの民主主義は終わる」とまで酷評してるのだから、トランプ大統領にとってこれ以上の打撃はない。
さらに暴露は続く。
父(つまりトランプ大統領の兄)が42歳で病死した際、トランプ大統領は映画を見に行ったという。
自分の成績では大学(ペンシルベニア大学ウォートン校)に入れない恐れがあったため、成績優秀な友人に金額を支払い、入試適性試験(SAT)を「替え玉」で受けてもらったという。
学歴詐称どころではない。
不正入学していたのだ。
そして、トランプ大統領の実姉で元連邦裁判所判事のマリアン・トランプ・バリー氏が、メアリー氏と食事した2015年に、翌年の大統領選に出馬を予定していたトランプ大統領の事をこう評していた事をばらした。
「彼はピエロよ。当選するわけがない」と。
やはり2016年11月の大統領選で、トランプ大統領は勝てなかったのだ。
勝てるはずがない選挙をプーチン大統領に勝たせてもらったのだ。
ロシア疑惑は本当だったということである。
メアリー氏の暴露本は、ボルトンの暴露本より間違いなく、はるかに面白い(了)
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