私にとってきょうのトップニュースはボルトンの更迭だ。
たったいま入って来たニュースだ。
私の読者ならお分かりだろう。
私はボルトンが就任した時、いずれ更迭されるだろうと予言した。
その通りになった。
ボルトンは髭嫌いのトランプに抜擢されたのだから髭を切って恭順の意を示すべきだったのだ。
和平が好きなトランプに抜擢されたのだから、トランプの顔色をもっとうかがうべきだったのだ。
それをしなかったボルトンはいずれ更迭される運命にあった。
しかし、遅きに失した。
第二回の米朝首脳会談後に更迭しておけば今頃米朝関係は進展していたかもしれない。
果たしてボルトンの更迭がきっかけで第三回米朝首脳会談の準備が加速するのだろうか。
さすがにこれだけは私も分からない。
しかし、このボルトン更迭はトランプの金正恩に対するシグナルかも知れない。
もし、第三回米朝首脳会談の動きが加速すれば、ボルトンは金正恩に更迭されたことになる。
私の関心は米・イラン協議が始まるかどうかだ。
愛する娘の婿が正統ユダヤ教であり、トランプ自身がかつてないほど親イスラエルだから、それは難しいだろう。
しかし、である。
私は、それをトランプに期待する。
私は、「アマル それは希望」という近未来小説の中で、架空の米大統領に、こういうセリフを吐かせた。
「これまでの米国の大統領の中で、我々の中東政策に反対したのはあなたがはじめてだ。それでいいのですか」と架空のイスラエル首相が米国大統領を脅した時、歴史的名セリフが飛び出したのだ。
「誰に向かって言っているんだ。お前はイスラエルの首相に過ぎないが、俺は世界の米国の大統領だ」と。
そういう米国の大統領を、私はトランプに見てみたい(了)
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