まず、次の文章を読んでいただきたい。
「3泊4日のトランプ大統領の訪日が過ぎ去った。成果としてうたわれるのが、強固な日米同盟関係の確認であるが、私はこの日米同盟という言葉を安易に使うべきではないと思う。
まず、日米関係というと、あたかも両国が対等な関係にあるかのような錯覚に陥るからだ。どう見ても日本が米国に従属する関係にある。日本の要部を米軍基地に提供し、米軍機が事故を起こしても捜査も出来ない。唯一の被爆国なのに、米国の核実験に抗議も出来ない。
次に、日本と米国では国是が違うからである。米国は『武力による平和』を是認する国だ。必要とあれば武力を行使してでも、国益の実現をはかる。一方、日本は『武力によらない平和』を憲法に掲げている。米国の戦争に安易に協力することはできないはずである。
両首脳が海上自衛隊護衛艦「かが」を視察したが、そこでのトランプ氏の訓示は見過ごせない。『まもなくこの護衛艦が、最新鋭F35戦闘機を搭載し、広範な脅威にも対応してくれることになる』といった海外派遣を期待する発言である。
日米同盟の推進と日本の平和主義は両立しがたいのではないか」
以上の文章は、6月7日の朝日新聞投稿欄に寄せられた神奈川県の大学非常勤講師(69)の投稿の全文である。
まさしく新党憲法9条の主張をわかりやすく述べている。
そしてそれはそのまま「オリーブの木」の主張でもある。
オリーブの木が今度の選挙で一人でも国政に政治家を送り込める事が出来れば、この投稿者の言葉を、そのまま国会で伝え、国会のコンセンサスづくりに尽力することになる。
今度こそ、そういう日がもうすぐやってくる予感がする(了)
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