一夜明けて、安倍首相がトランプ大統領に宛てて、ノーベル平和賞受賞の推薦をしたことを知らせるメッセージを送った事が、確実になった。
この暴露の最大の問題は、ノーベル平和賞に値しないトランプ大統領に、頼まれて推薦状を出していたことが、世界に知れ渡ったことだ。
安倍首相のあまりも露骨なトランプ大統領に対する追従ぶりが世界に知れ渡り、日本と言う国が世界の笑いものになったことだ。
そのことだけでも内閣総辞職に値するが、国民がもっと怒らなければいけないことは、安倍首相が国民にウソを重ねて、数々の政策を強行していたことだ。
北朝鮮からのミサイル脅威を取り除いてくれてありがとうと言いながら、北朝鮮のミサイル脅威から日本を守るためだと嘘をついて、不要なミサイルシステムをどんどんと米国から買わされていたのだ。
国民向けにはトランプ大統領に対し、北朝鮮にだまされるな、北朝鮮の完全非核化は日本の安全保障にとっても重要だと、さんざん米朝協議の足を引っ張っておきながら、その裏で、米朝合意はノーベル平和賞ものだとトランプ大統領を持ち上げていた。
これを要するに、安倍首相は国民にウソをついて外交を進めて来たということだ。
一事が万事だ。
他の外交もウソをついてきたに違いない。
いや、外交だけでなく内政もウソつきの連続だ。
トランプ大統領が軽率にも暴露した安倍首相のトランプ大統領あてのメッセージは、とりもなおさず安倍首相の国民に対する背信を暴露することになった。
国民への配信が明らかになった時、その政権はもはや正統性を失う。
私が「内閣総辞職に値する安倍首相のトランプ推薦状」と呼ぶ理由がそこにある。
そんな安倍首相を、即刻内閣総辞職に追い込めないようでは、野党もまた国民を裏切る事になる。
負け比べをやっている場合ではないのである(了)
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