羽田空港増便合意を報じる記事は、産経の大スクープと書いたばかりだ。
それを配信した後で、日経新聞が同様の記事を書いていたことを見つけた。
産経だけのスクープではなかったのだ。
そして日経の記事で新たな情報を得た。
すなわち、米国が発着枠の増便を認めた理由のひとつに、増便は米国の航空会社にとっても収益強化につながるからだという。
なるほど、これで合点がいく。
そして、もうひとつ、新たな飛行ルートは「横田空域」の一時的通過であるという。
やはり東京上空の全面的開放ではないということだ。
何よりも私が驚いたのは、日経新聞の記事の中には、日米地位協定という言葉も、ましてや日米合同委員会の確認が必要だなどということなど、どこにも書かれていない。
あくまでも経済的観点に終始している。
これでは読者は、日本が米軍に支配され続けていることなど、何も気づかないだろう。
やはり報道は多くの報道社の報道を注意深く読み比べてはじめて本当の事がわかるというわけだ。
私が大手新聞を毎日飽きもせずに読み比べて書いているのは、少しでも真実に近づいて、それを一般国民に知らせるためである(了)
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