康京和韓国外相の来日の最大の目的は、やはり日韓合意検証の作業部会報告書の事前説明だった。
韓国記者団に対し康外相が東京でそう語ったと、聯合ニュースが報じたという(12月21日読売)。
それに対して日本側は反発し、河野外相は、安倍首相平昌五輪参加はこのままでは「難しい」と答えたいう(12月2日朝日)。
やはり最悪の康京和韓国外相の対日だったということだ。
しかし、見ているがいい。
取引が成立する。
その内容はこうだ。
まず、27日に慰安婦問題に関する作業部会の報告書が公表された時、韓国政府は、その内容から距離を置き、その内容に沿った政策を当面は取らない方針を明らかにする。
それを見た安倍政権は、開会式は避けるとしても、平昌五輪の開催中の適当な時期を選んで安倍首相が出席するという方針を明らかにする。
何しろ平昌五輪の成功は文在寅大統領にとって最優先の一大事業だ。
トランプ大統領も文在寅大統領の要望を受け入れて、その間の米韓軍事演習を延期することに同意している(12月21日各紙)
もし安倍首相が、それでも検証作業部会の報告書に反発して平昌五輪に出席しないとなれば、日韓関係は決定的に悪くなる。
東京五輪にも影響を与える。
何よりも、安倍首相が日本で早期開催を希望している日中韓首脳会談の実現もめどが立たなくなる。
そこまで安倍首相が外交音痴だとは思えない。
はたして平昌五輪をめぐる日韓外交のせめぎ合いはどうなるのか。
目が離せない(了)
昨日午後6時半ごろ群馬県立藤岡中央高校のグラウンドで、生徒が投げた陸上競技のハンマー(約4キロ)が、同校サッカー部2年生の頭に当たり、2時間後に亡くなった。ハンマーは陸上競技部の男子生徒が投げたもので、同校のハンマー投げの場所とサッカーのグラウンドは近くにあったそうだ。なぜこのニュースを取り上げたのかというと、こうした不慮の事故死が、沖縄普天間基地周辺でも起きる確率が高いという事だ。米軍のオスプレイやヘリ等が落下すれば、ハンマー4キロの比ではなくなる。しかも、先日、軍用ヘリの窓枠が学校グランドに落ちたではないか。
風子さん、天木さんの座布団一枚持って行って