きのう12月8日の産経と日経が書いた。
東京で年内に開催する予定であった日中韓首脳会談を安倍政権が断念したと。
その理由は中国政府が日程調整に応じないからだという。
このタイミングで、米国とともに北朝鮮に圧力をかける日韓と首脳会議を開けば、北朝鮮の暴発を招くことを懸念しているからだという。
この中国側の対応については、さすがの安倍首相も失望したに違いない。
日中韓三か国首脳会談さえ開けないようでは、日中両首脳の相互訪問などさらに難しいからだ。
だからこそ安倍政権は、せめて三か国首脳会談の年内会談だけは実現したいと、あらゆる機会をとらえ、そして、山口公明党代表や二階幹事長という代理人を通じて、頼み込んできたからだ。
それでも中国は応じなかった。
しかもその理由が北朝鮮に圧力一辺倒の安倍首相とはいまは会談すべき時ではないというのだ。
安倍首相ではアジア外交の改善は無理であるという事である(了)
イラクのアバーディ首相が、イスラム国一掃を宣言した。
一時は国土の4割を支配したイスラム国だった。
建国から3年半でイラクから一掃されたなんて、本当だろうか。
西部ラワを奪還した後、国境付近の砂漠地帯で組織一掃のための作戦を展開していた。
ISは、イラク戦争中の2004年に設立されたイラクのアル・カーイダが基になって14年頃誕生した。
ビン・ラディンの息子がどうなっているかが気掛かりだ。
また、新たな反米組織が作られているはずだ。
バカトランプにより、エルサレムを巡る中東問題が、また沸騰し出した。
安倍首相自身に日中対話をし、北朝鮮問題を進展させる意思がないと思う。
インドが中国の国境付近で、小競り合いを起こしている。そのインドと有人月探査、宇宙開発やインド太平洋地域の安全保障の連携等
を日本政府がメディアに流させている。これでは軍拡競争に日本も参加するという表明だ。
今月は国連の安保理理事国の議長国の日本、エルサレムの件で緊急会議も開かれて、アメリカ政府への非難。日本の立場が問われる。
日本の繁栄には、憲法9条を国是にする道を選ぶことが最善の方法なのです。