新党憲法9条

憲法9条それは希望

はじめから不毛だった今度の茨城県知事選挙

 茨城県知事選が27日、投開票され、自民・公明推薦の大井川和彦候補(53)が、現役知事最多となる7選を目指した現職の橋本昌氏(71)を破った。

 これを報じる今日の各紙は、これで安倍政権は10月22日投開票の3つの衆院補欠選挙に向けて弾みをつけたと書いている。

 しかし、そもそも7選を目指す現職の橋本昌候補と大井川候補の一騎打ちは、はじめから不毛な選挙ではなかったのか。

 安倍自公政権と野党共闘の不毛な政局がらみの冷めた選挙だったのではなかったのか。

 しかも野党共闘といっても、それを最も強く打ち出す共産党が独自の候補者を立て、三つ巴の戦いとなった。

 得票数を単純計算すれば、もし共産党が候補者を立てず、その票が橋本候補に向かっていれば橋本候補が楽勝していたはずだ。

 なぜ共産党は橋本候補に一本化しなかったのか。

 矛盾だらけだ。

 はじめから不毛だった今度の茨城知事選挙である。

 いまの日本の政治のいかさまぶりを象徴するような選挙である。

 しかしその事を政治報道は一切書かなかった。

 いまの日本の政治報道もまたいかさまだということである(了)

 

コメント & トラックバック

  • Comments ( 1 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 天木さん、選挙は、どだいイカサマが通常でしょうね。トランプなんてその典型。イカサマが罷り通る世の中です。こんな事をこんな様にノウノウと言及している場合ではないんですが、悲し過ぎる現実は否定できません。7期28年間、県政を一人の知事が、仕切り回す。この事自体が異常ではありますけれど。茨城県って一党独裁の共産主義国家みたいですね。僕の住んでる保守王国エヒメですら、そんなの見たことないです。嘗て愛媛県では、白石春樹って言う人物が、ノサバッテた時代がありましたが、彼にしたって20年もは、独裁体制を継続しては、いなかったんじゃないのかな。米帝大統領でも、3選禁止でしょう。茨城はスゴイところですね。凄過ぎます。小泉進次郎の肩を持ちたきゃないけど、彼も応援演説で言ってたこと一理ありかな。衆院補選がエヒメでも控えてます。それを、民進党代表選に名乗り出てる枝野・前川両名が、お互い乗り込んで来て、自分達の餌にしようと、虎視眈々です。困ったものです。結局、選挙ってこういう事で、イカサマ以外の何物でもないんですかね、天木さん。

コメントは承認後に公開されます

*
*
* (公開されません)

Comment On Facebook