譲位後の天皇、皇后両陛下のお住まいは、皇居・御所から、皇太子ご一家がお住いの東宮御所に移られるとか、譲位前に天皇が公務の一部を皇太子に移譲されるとかのニュースが流されたのはきのうだった。
それを聞いた時は、そういうことになるのか、という程度の思いだった。
しかし、それを報じるきょう3月28日の産経新聞の記事を読んで、あらためて天皇陛下と安倍首相の亀裂はなくなっていないことを知った。
安倍首相はこのニュースをNHKで知って驚愕したという。
寝耳に水だったのだ。
そして宮内庁の西村次長は27日の定例記者会見で、NHKのニュースを「宮内庁として検討している事実はない」と否定している。
菅官房長官も27日の記者会見で「まったく承知していない」と不快感を隠さなかったという。
あの時とまったく同じだ。
安倍首相の退位をめぐるやり方に不満を持った宮内庁の一部のリークなのだ。
天皇陛下と安倍官邸の亀裂はまったくおさまっていないということだ。
亀裂が収まらないままに天皇陛下の退位が強行されようとしている。
安倍暴政ここに極まれりだ。
この国は根本のところで危機的状態にあると思う(了)
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