2020-06-28本格的防衛論戦が始まれば露呈する防衛強化論者の自己矛盾 私が国家安全保障局(NSC)の前身であった内閣安全保障室に外務省から課長級として出向していた1988年から1990年ごろは、まだシビリアンコントロールは健在だった。 すなわち、事実上の軍人である自衛隊制服組が日本の防衛政策に影響を与える発...続きを読む
2020-06-27本格的防衛論戦の開始とともに守勢に立たされることになる野党 私はいまでも陸上イージスの白紙撤回の背景にある本当の理由についてわからない。 たとえば、昨日の朝日の時々刻々という特集記事を読むと、河野防衛相の先走りのように書かれているし、きょうの共同通信の配信によると、米国で波紋が起きていると報じら...続きを読む
2020-06-26陸上イージス撤回了承の報告会で涙を流した河野防衛相はお笑いだ シナリオ通り6月24日に国家安全保障会議が開かれ、陸上イージスの白紙撤回が了承された。 こんな大きな計画変更が激論もなくあっさりと承認されたことは、いかにこの計画がいい加減なものであったかの証拠だが、ここではそれは問わない。 私がここで言...続きを読む
2020-06-26ここまで大騒ぎして安倍逮捕がなければ検察もグルだということだ よくもこれだけ連日大騒ぎして報道を続けるものだ。 もちろん河井元法務大臣夫妻の選挙違反容疑のことだ。 検察がメディアに情報を流して書かせているのだ。 しかも、これでもか、これでもかと、河井夫妻の逮捕は当然だと国民に思わせるような情報が次...続きを読む
2020-06-25ボルトンの暴露本で絶望的になった拉致問題の解決 私がボルトンの暴露本で一番関心を持ったのは、安倍政権が米朝首脳会談の合意の足を引っ張ったことが明らかにされたところだ。 いうまでもなく文在寅大統領の韓国はその逆だ。 なんとかして米朝首脳会談の成功に向けて動いた。 まず南北融和を実現して...続きを読む
2020-06-25米朝首脳会談の電撃開催と文在寅大統領の我慢のすすめ 昨年(2019年)2月27日に開かれた第二回米朝首脳会談は、私の予想を見事に裏切って完全決裂に終わった。 その結果について私は2019年3月1日のメルマガ第158号で書いた.。 見事に予想が外れたと。 しかし、これは交渉決裂ではなく、ト...続きを読む
2020-06-25週刊文春が明かした陸上イージス白紙撤回の本当の理由 どう考えても、河野の防衛相の突然の陸上イージス白紙撤回の発表は唐突であり異常である。 しかも、その発表からわずか10日足らずで国家安全保障会議が開かれ、陸上イージスの白紙撤回の是非については一切議論されることなく、いきなり防衛大綱の変更...続きを読む
2020-06-24ボルトン暴露本の対応に見る菅官房長官と河野防衛相の器量の違い どうやらボルトンの暴露本は突っ込みどころ満載のようだ。 なにしろトランプ政権の仲間たちが、一斉に事実に反するとボルトンを攻撃し始めた。 俺たちもその場にいたから知っていると。 ボルトンはデタラメばかりだと。 もちろん、この暴露本はデタラメ...続きを読む
2020-06-23暴露本で苦境に立たされるのはトランプ大統領より安倍首相の方だ ボルトン暴露本を手に入れてそれを読み解く余裕は今の私にはない。 それはメディアの仕事だ。 メディアが資金力と人材を使い、組織を上げて暴露本を読みこなし、それに的確な解説をつけて日本国民に教えるなら、日本外交も少しはまともなものになるだろう...続きを読む