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天木直人のブログ ( 42 )

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谷内正太郎前NSC局長がボルトンを評価していたとは驚きだ

谷内正太郎前NSC局長がボルトンを評価していたとは驚きだ

 元外務省事務次官の谷内正太郎氏が、国家安全保障局長の職を警察官僚OBの北村滋氏に譲ったのは、いまの安倍内閣が発足した9月11日だったから、もう三か月近くがたつ。 その間、北村新局長のことについては、警察官僚で外交・安保の司令塔が務まるのか...
トランプ大統領が中曽根大勲位を称賛した滑稽さと深刻さ

トランプ大統領が中曽根大勲位を称賛した滑稽さと深刻さ

 ポンペオ国務長官に次いでトランプ大統領までもが、亡くなった中曽根元首相を称賛する声明を発表した。 これには笑わされた。 彼らは、生前の中曽根元首相とはおそらく一面識もない米国人だ。 たとえ面識があったとしても、それほど深い関係を持っている...
「馬毛島買収で大筋合意」というニュースの深刻さ

「馬毛島買収で大筋合意」というニュースの深刻さ

 きょうのニュースははなんといっても中曽根大勲位の訃報だ。 そのニュースに対する私の想いはいくつもある。 なにしろ彼こそが元祖日米同盟最優先論者だったからだ。 プラザ合意でバブルを崩壊させ、田中角栄失脚につながるロッキード事件の陰の主役であ...
香港人権民主法の正体を知ればトランプ署名の理由がわかる

香港人権民主法の正体を知ればトランプ署名の理由がわかる

 トランプ大統領が香港人権・民主主義法案に署名したというニュースが流れた時、私は予想が外れたと思った。 ついにトランプ大統領が中国との対決に舵を切ったと思った. これまでの報道によれば、どうせトランプ大統領が反対しても、超党派の議会が拒否権...
核廃絶を「夢」と書くようではだめだ

核廃絶を「夢」と書くようではだめだ

 読売新聞に比べて日経新聞はまだましだ。 編集委員の小林明氏がきょう11月27日の紙面(真相深層)で書いている。 フランシスコ教皇は被爆地の長崎と広島から「核兵器のない世界は可能であり、必要である。核兵器は安全保障への脅威から私たちを守って...
読売の社説を叱るーどこが日本の基本理念と合致するというのか

読売の社説を叱るーどこが日本の基本理念と合致するというのか

 これ以上ない平和のメッセージを残してフランシスコ教皇は離日した。 さすがにどのメディアも感動せざるを得なかったと見えて、これ以上ない平和のメッセージに対し、これ以上ない賛辞を送っている。 しかし、そもそもフランシスコ教皇の平和のメッセージ...
日本のお株を奪ったローマ教皇の究極の平和メッセージ

日本のお株を奪ったローマ教皇の究極の平和メッセージ

 どのメディアも書かないが、ローマ教皇が日本から世界に発した平和メッセージは、戦後の世界の指導者が発した数々の平和メッセージの中でも、これ以上ない、究極の平和メッセージと呼べぶべき、ものすごいものだった。 なにしろ、核抑止力さえも違法だと、...
習近平・トランプ・安倍を悩ます事になる香港区議会選の結果

習近平・トランプ・安倍を悩ます事になる香港区議会選の結果

 きょうの最大のニュースは何と言っても香港区議会選の結果だ。 早朝のニュースでは民主派が親中派を圧倒し、史上はじめて過半数を占める事が確実になったという。 この結果に勢いづいて香港のデモはさらに激化するだろう。 しかし中国は一国二制度を絶対...
どうせ安倍政権を倒せないなら日米貿易協定阻止で共闘すべきだ

どうせ安倍政権を倒せないなら日米貿易協定阻止で共闘すべきだ

 きょう11月24日の東京新聞が一段の小さな記事で報じている。 12月9日の会期末まであと2週間となり、野党は「桜を見る会」を巡り追及態勢を増強し、衆参両院の予算委員会で集中審議をする事を重ねて要求すると。 しかし与党は応じず、日米貿易協定...