2020-05-20コロナ危機に隠れてどんどん進む日本の対米従属 コロナばかりが報道されて来た三か月だったが、私の関心は一貫して日本外交の劣化だ。 その中でも対米関係の隷従化だ。 コロナ危機で見せたトランプの米国は、戦後のどの政権よりひどいものだ。 WHOに対するトランプの言動はもはや常軌を逸している。...続きを読む
2020-05-20三木武夫元首相が保管していた北方領土交渉に関する極秘文書 きのう5月19日、茂木外相は持ち回り閣議で2020版外交青書を報告し、その内容がきょうの各紙で取り上げられた。 私が注目したのは北方領土問題に関する記述のところだ。 2018年版までは北方4島は日本に帰属すると書かれていた。 ところが2...続きを読む
2020-05-19電撃的な検察庁法改革案の見送りとそれでも続く安倍政権 驚いた。 安倍首相が週明け早々の月曜日に検察庁法改正案の見送りを発表した。 それどころか、月曜日の朝に発表したのだ。 読売新聞の記事は、観測気球の記事どころではなく、文字通り大スクープだったのだ。 安倍首相がその日のうちに検察庁法改正案の...続きを読む
2020-05-18「検察庁法改革案を見送る」という安倍首相の反撃 きょう5月18日の読売新聞が一面トップで大スクープを掲載した。 それによれば、今国会での検察庁法改正案の採択を見送る案が政府・与党内で急上昇しているというのだ。 典型的な観測気球記事だ。 安倍首相が読売新聞に書かせて世論の反応を見ているの...続きを読む
2020-05-17最高裁長官と検事総長の人事を国会承認人事にすべきだ 案の定、検察庁法の改正案の採決は、来週に先送りされた。 週末をまたいで、政府と野党がそれぞれ知恵を絞り、し切り直して、月曜日から攻防が始まるのだ。 はたしてどのような結果になるか、けだし見ものである。 私は、強行採決もなければ、廃案もない...続きを読む
2020-05-17大根役者のトランプにこれ以上木戸銭を払う必要はない トランプ大統領の中国批判が、ここへきて、どんどんエスカレートしている。 ついに5月14日のフォックスビジネスニュースのインタビューで、「すべての関係を断つこともできる」と言ったらしい(5月16日東京) しかし、この発言を知った私は、トラ...続きを読む
2020-05-15電波芸者の田原総一朗と電波芸者になった佐藤優 書こうと思って書かずにいたのだが、きょうの新聞広告を見て書きたくなった。 10日ほど前の読売新聞(5月4日)に安倍首相の発言に関する興味深い記事があった。 すなわち、安倍首相が夕刊フジのインタビューで次のように語ったというのだ。 夕刊フジ...続きを読む
2020-05-15検察庁法改正法案に石破が反対すれば政局は動く このままいけば、検察庁法改正案は安倍首相によって強行採決されるだろう。 その時、自民党議員から反対投票をする議員が出たら面白くなる。 特に、世論が一番首相にさせたいと思っている石破茂議員が反対すれば面白くなる。 果たして石破氏...続きを読む
2020-05-14安倍首相にふさわしい終わり方になりそうな予感がする どうやら検察庁法改正問題が安倍首相の息の根を止めそうな雲行きになってきた。 そして、それはまさに安倍一強支配にふさわしい終わり方だ。 検察庁法改正に反対する声は日増しに、しかも急速に勢いを増して、高まっている。 これは驚きだ。 このような...続きを読む