令和になったばかりというのに、その令和の命運を決める重大な交渉がこの秋に姿を見せる。　ひとつは、いうまでもなく敵基地攻撃を可能にする防衛政策の変更だ。　そして、もうひとつが、これから書く在日米軍経費負担増に関する日米協議だ。　この二つは、...

　きょうの一部の新聞が小さく報じている。　人類初めての核実験を米国が行った日から７５年目に当たる昨日７月１６日、トランプ大統領は次のような声明を出したと。　「核兵器は米国の安全保障を引き受け続けるとともに、国防の支えでもある」と。　「（原爆...

　二日ほど前の東京新聞が「『軍拡』の口実にするな」という見出しの社説を掲げていた。　その要旨は、中国や北朝鮮の脅威をいたずらに煽って敵基地攻撃能力を持とうとする防衛白書の軍拡姿勢を批判するものだ。　軍拡批判をするのはいい。　しかし、その社説...

　検事総長に就任した林真琴氏が、きのう７月１７日の記者会見で、こう抱負を述べたと言う。　「検察権の行使が国民の信頼に支えられていることを意識し、使命感を持って職務に取り組む」と。　「（検察と政治との関係について）厳正公平、不偏不党であるべき...

　リニア新幹線の計画が発表された時は、もう随分前の事だったと記憶している。　その時は、完成予定の２０２７年と言う年を聞いて、そのころまで自分は生きているだろうか、リニア新幹線というものを一度でもいいから乗って、死にたいものだと思ったものだ。...

　 きのう７月１６日の午後、安倍首相がメルケル首相とテレビ電話会談をしたらしい。　今朝のNHK早朝ニュースが繰り返して報じた。　コロナ対策とＧ７サミット開催で協力していく事で一致したということらしい。　しかし、このニュースには裏があると直感...

　いよいよ森友問題自殺訴訟が始まった。　きのう７月１５日に大阪地裁で第一回口頭弁論が行われた。　自殺に追い込まれた近畿財務局の職員の妻である赤木雅子さんが読み上げる意見陳述は、これ以上ない迫力をもって聞く者の心に迫る。　国家権力の不正義をた...

　トランプ大統領の姪のメアリー・トランプ氏の暴露本がついに１４日出版された。　ボルトンのような政府内部の暴露本と違って外交的なことが書かれていないゴシップ本だから日本のメディアもあまり取り上げないが、それでも、きょう７月１５日の産経新聞の記...

　米国が中国を非難しない日はないほど、米国の中国叩きが激しくなっている。　それに伴って日本の中国敵視政策が急速に高まっている。　ついこの間まで、習近平主席の国賓招待に未練を示し、香港問題で米国と一線を画そうとしていた安倍首相だが、すっかり様...