我々はいま、反基地闘争の原点ともいうべき砂川闘争の勝利ににならって、辺野古移設を阻止しなければいけないと思う。
軟弱地盤が隠せなくなって、ついに安倍政権もそれを認めざるを得なくなった。
土木工事の鉄則に従えば、その時点で工事を断念し、すべてを白紙にして出直すべきところを、工事日程を遅らせてまで計画を変更して辺野古移設を強行しようとしている安倍政権。
おそらく米国に知らせることなく、勝手に強行しているに違いない。
米国の土木専門家がそれを知り、そして米国政府がそれを知ったなら、強行などしないはずだ。
いまや、安倍首相が総辞職せざるを得ない原因は、腹痛以外にも、いくらでも出て来た。
どれが総辞職の引き金を引くか、打倒安倍政権を願う者にとっては、それを言い当てる事が楽しみになるほどだ。
その中でも、私は辺野古挫折こそ、安倍首相が辞職を迫られるにもっともふさわしいと思っている。
そこで私は皆に呼びかけたい。
辺野古阻止のスローガンを皆で考えようではないか。
反基地闘争の原点とも言うべき砂川闘争のスローガンは、「土地に杭を打ちこむ事は出来ても、我々の心に(魂に)杭を打たせない」だった。
なんと素晴らしいスローガンだ。
あのパレスチナ武装抵抗組織のリーダーであるハマスの指導者ハニヤが、米国とイスラエルの兵糧攻めの制裁を受けた時、皆を鼓舞した名セリフ、「我々は塩とオリーブがあれば生きていける」という歴史的名言に匹敵する言葉だ。
人はみな、心を揺さぶられる言葉で奮い立つ。
ならば辺野古土砂を断念させる歴史的スローガンを皆で考えようではないか。
そのスローガンが見つかった時こそ、辺野古土砂投入は、安倍政権と床に木っ端みじんに打ち砕かれる時である(了)
Comment On Facebook